2007年08月04日

「ケッヘル」

ケッヘル〈上〉
ケッヘル〈上〉中山 可穂

文藝春秋 2006-06
売り上げランキング : 112571

おすすめ平均 star
star意外
star詰め込みすぎ
starこれは凄い…!

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実は読み終わったのは先月のことなんですが、

最近も次読む本を探してる時に

ぼーっと「この類のお話が読みたい・・・」

と思ってる自分がいます。


運命に翻弄されるってこういう事なのかな〜

語り手や時代が交錯する話はイマイチ集中できなくて

苦手だったのですが、これはそれぞれ夢中になって

読める。みんな世界を股にかけて強烈な人生を

送ってます。

それに中山可穂作品は初めて読んだんだけど、

文章もキレイ。メランコリーな部分もあり。


そしてやっぱり、上巻後半の鍵人(けんと)とお父さんの

流浪の旅の部分が魅力的。


年頃の男の子が育ってく話って面白いんだよね。

感情が揺り動かされつつ、大人になってくのが。

(私は何歳なんでしょうか。)

この小説みたいにいきなり初対面の父親

(一言で言うと、変質的指揮者?)

に連れ去られて日本中の父の知り合いの女の人の

所を転々としながら、音楽を叩き込まれる

という環境ではなおさら。

ま、この話それは小説の一要素でしかないんだけど。

本人達は大変(という言葉では片付けられないけど)だけど

こんな強烈な人生羨ましい気もする。



小説の根底にある事件は卑劣すぎますが。


ケッヘル〈下〉
ケッヘル〈下〉中山 可穂

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おすすめ平均 star
star意外
star「真に人間らしい人生とは」
starこれまでとは毛色がちがう作品です

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posted by ひな子 at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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