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実は読み終わったのは先月のことなんですが、
最近も次読む本を探してる時に
ぼーっと「この類のお話が読みたい・・・」
と思ってる自分がいます。
運命に翻弄されるってこういう事なのかな〜
語り手や時代が交錯する話はイマイチ集中できなくて
苦手だったのですが、これはそれぞれ夢中になって
読める。みんな世界を股にかけて強烈な人生を
送ってます。
それに中山可穂作品は初めて読んだんだけど、
文章もキレイ。メランコリーな部分もあり。
そしてやっぱり、上巻後半の鍵人(けんと)とお父さんの
流浪の旅の部分が魅力的。
年頃の男の子が育ってく話って面白いんだよね。
感情が揺り動かされつつ、大人になってくのが。
(私は何歳なんでしょうか。)
この小説みたいにいきなり初対面の父親
(一言で言うと、変質的指揮者?)
に連れ去られて日本中の父の知り合いの女の人の
所を転々としながら、音楽を叩き込まれる
という環境ではなおさら。
ま、この話それは小説の一要素でしかないんだけど。
本人達は大変(という言葉では片付けられないけど)だけど
こんな強烈な人生羨ましい気もする。
小説の根底にある事件は卑劣すぎますが。
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「真に人間らしい人生とは」
