| 茉莉子 | |
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前から気になってたんだよね〜
「神と人との妥協点はあるのか?最先端の生殖医学を背景に、生命の
根源を問う衝撃の書き下ろし長編」
「雛祭りの日、19歳の木野茉莉子は幼い頃の自分にそっくりな少女
と美しい女性の写真を見つけて、ふと疑念を抱く−。
京都、東京、ロンドン、鎌倉を舞台に展開するミステリアスな愛
の物語」(帯より)
最初は芸妓さんの主人公茉莉子の生活の様子があったりして
普通に読んでたんだけど、「体外受精」に始まり、
妊娠するためにあらゆる医学方法を駆使する
絹子と壺内の章ではかなりびっくりした。
医学用語もすごかったけど、何より2人の
執念に。
執念だ。
でもでもでも、ずっと一人でつっこんでたんだけどさ〜〜
テーマについては一言ありますが、読み心地は好き。
:★★★☆☆
この2人不倫関係なんですよ。
とにかくラブラブなんだけど
「自分の子供が欲しいというより、愛する大好きな、素敵な
壺内の子供をこの世に産み落としたい。遺伝子を残したい」
みたいな事を切実に願う絹子さん。
絹子の体への負担を心配しながら、自分に子供が
無いため、やっぱり誕生を強く望む壺内。
そして、精神不安定な壺内の妻。(描写は皆無。)
二人はあつーくあつーく「子供子供」って言って
海外にまで渡って手術を受けたり、もうお互いを、そして子供を
得ることに夢中なんだけど、壺内の妻は!!??
更年期障害で自分(壺内)のことはあまり構わない、
心にかけてないみたいなことを壺内が言ってたけど
妻をほっといて、確実に一人を不幸にして
何やってんのよ、って思ってしまったんですけど。
当の2人はそんなこと気にも留めてないみたいだったけど。
納得できない・・・!
この話の観点は完全にそこでは無くて、
絹子と壺内の章節と大学生芸妓、茉莉子の章節で
進んでいき、「茉莉子の出生の秘密、その意味」なんだけど。
不倫がどーのこーのっていうか
なんか二人の頑張りが厚かましく思えてしまった私。
これが「大人の愛」ってことなんですか。
そーですか。
でも読んでる心地、文章の静かな落ち着き、みたいなのは
好みでした。
ほかの読もう。



