2006年03月23日

「オテル モル」

オテルモル
オテルモル栗田 有起

集英社 2005-03
売り上げランキング : 67,116

おすすめ平均 star
star悲惨さも有るのに!
star夢独特の論理性
starラ−メンのちぢれ麺にスープがよくからむように。

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夜、読む本だね。

★★☆☆☆:ちょっと幻想的な夜の世界

幸せな眠りを提供することに徹底している地下にある

ちょっと変わったオテルのお話。

ホテルでなくてオテル。

従業員の募集条件は

<夜に強く、孤独癖があり、いらいらしないこと>


現代において睡眠は商売になるよね!!

そして「優しい」とか「癒される」って声が

多い中、私はずっとうっすら不気味さを感じながら

読んでました・・・だってなんだか得体が知れないんだもん!!

小川洋子を思い出させる、現実からちょっと浮いた

ような世界のお話。

JRとか携帯電話とかが普通に描写に出てくるんだけど

なぜか今自分が住んでる世界とよく似た違う世界な

気がするの。

それにこのオテル、建物は地下13階まであって地上からも

簡単にみつけられない。

そこに睡眠を求めてお客さんが来るわけですが

それについての詳しいエピソードがある訳ではなく

主人公希里(きり)の特殊な家庭環境を背景に

お話は淡々と進んでいく感じ。


希里が夜の勤務に眠たくて仕方なくなって

ちょっとした奇行に走ったりするんだけど、

それが騒動に発展したりするかと思えばそうで無し。

でも底はかとなく感じる不気味さに「何か」やらかして

くれることを願いつつ読んでいきましたが、

そういうお話ではないようで。

小川洋子を勝手に感じ過ぎたようです?????????i?????U?????j


でも夜、家族が寝しずまってから読むのにぴったりな本。

読み終わって眠るとき、いつもしてることなのに

ちょっと不思議な感じがした。

「お縫い子テルミー」も読んでみたい!

名前の響きがツボ。
posted by ひな子 at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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